あがり症

1)あがり症とは

身体的にはどこも悪くないのに、汗を多量にかいたり、顔が紅潮したり、鼓動が激しくなったりすることは誰にでも起こることで、特に異常なことではありません。

しかし人によってはこういった症状を強く感じる方がいて、それをあがり症と呼びます。

あがり症は、ノルアドレナリンが大量に分泌され、交感神経を活性化することで発生するのです。

交感神経が活性化すると心拍数、体温、血液が上昇し、それが発汗、動悸、振るえなどに繋がります。

交感神経が敏感な人はこの反応が強く出てしまい、あがり症と呼ばれるのです。

2)あがり症の原因とその対処法

あがり症の人は、血液中に存在するノルアドレナリンという物質の量が増えて動悸や震え、冷や汗などの症状が生じます。

人前で話す、演技をするなど、緊張を伴う状況になれば、だれもが交感神経が活性化しますが、あがり症の人は、そうでない人に比べて、交感神経が過敏であるためにその反応が強く出てしまうのです。

つまり、緊張を感じる度合いが強すぎて、人前でまったく話せないと、激しくどもる、倒れてしまったり、気分が悪くなるなどの症状が出てくるのです。

あがり症の人でも、場数を踏んでそのような状況になれてしまえば、以後は大丈夫になる人も大勢います。

しかし、中には何度やっても緊張の度合いが高いままで、いつまでも緊張が続く人がいます。

そのような場合には、専門的な治療や医薬品による治療が必要となります。

あがり症がさらに重度になると、対人恐怖症やパニック障害を引き起こすケースもあり、日常生活がスムーズにも影響が出てきます。

3)あがり症のメカニズム

あがり症への対処方法を知る前に、そのメカニズムをしっかり把握しましょう。

あがり症は、血液中のノルアドレナリンという値が上昇して発生します。

ノルアドレナリンは緊張した時や不安を感じた時などに活発に分泌されますので、それによって交感神経が刺激され、心拍数や血圧が上昇し、動悸や震えが起こるのです。

これらへの対処法としては何よりもそれに慣れてしまうことが一番です。

中には過去のトラウマを引きずっている人もいますが、そのような人にとってはトラウマの原因を探ることが一番です。

しかしそれでも、あがり症を克服できず、しかも急を要している場合には、医薬品のインデラルを服用して一時的にあがり症を克服する事もできます。

インデラルは医師に処方、もしくは通販で購入可能です。

4)あがり症を克服するインデラルの効果と副作用

インデラルは心拍数の上昇を抑え、あがり症を一時的に抑える事ができる薬です。

また手の震えの防止にも効果を発揮し、極度の緊張の為に震えていた人もその改善が期待できます。

ただ、元々は狭心症の薬や不整脈に悩む人向けに開発された薬です。

そのため多く服用して、効果を強く感じようとする事は危険ですので避けましょう。

1回服用すると3時間から4時間ほど持続効果を得られますが、喉が乾きやすくなったり、眠くなってしまう等の副作用が出る事もあるので注意が必要です。

またアルコールと一緒に摂取すると、効果が強く出すぎたり、逆に全く効果を感じられない事もあります。

そのためアルコールとの併用は避けるべきです。